天賞堂 T-Evolution クモヤ145形100番台 国鉄仕様 その2
前回の続きです。
https://bcmnt.hatenablog.com/entry/2019/11/23/082540
走行化パーツを取り付けるため台車を分解します。
ちょっと固かったですが「工」の字になっている部分で固定されているので横にスライドする感じで外しました。
この爪により台車が回らないよう固定されているので走行化にあたりこの部分を切除します。
あとは取説に従い軸受メタルの取り付け、ボルスターのネジ止めと行います。
軸受メタルは緩いところもあるのでGクリアで接着しました。
ボルスターのネジ止めはセルフタッピング(ネジ山が無い穴にそのままねじ込む)で留めますが、
割れを防ぐには先にタップ立てた方が良さそうです。
これはパワートラックも同様です。
そしてこのネジ止め、きっちり締めるのにドライバーを斜めにするかボルスターを開くように曲げるかしないといけないのでボキッと折れないか心配な部分。
もし折れたら片側パワートラックにするなら余りますが、T車にする場合代替部品がないのでサポートにお願いするしか…。
このあたり破損した場合のサポートがどうなるのか気になりますね。
集電金具もはめ込みます。
指定通りに曲げないと軸受メタルに当たらなくなるので丁寧に曲げます。
ランナーをカットした部分はヤスらないとこの爪に引っかかりにくくなるので綺麗にした方が良さそうです。
室内灯やパワートラックとの接続(集電性能向上)などで配線する場合は取り付け前にハンダ付けするほうがいいでしょう。
コアレスパワートラックについてもほぼ同様に作業します。
ちなみに加工前に走行テストを行いました。
パーツの取り付け後は指定通りシャーシにネジ止めし、ウエイトを両面テープで固定したら走行化の完成です。
ボディをはめて完成!
…と言うのは素組みの場合。
製品は「T-Evolution」の名の付くよう自分で好きなパーツを探して好きなように加工する、
もちろんこのままでも充分ではあるのですが、
ディテールアップなど自身の手でEvolution(進化)させるのが醍醐味だと思います。
その中で目につくところ、鉄コレではオプション設定のあるカプラーとパンタグラフがいいですかね。
この辺りをEvolutionさせようと思います!
まずはカプラー。製品のままでは連結器はダミーです。
特にオプション設定は無いので自分で考えて用意してください。
自分はTOMIXのHO用TNカプラーを用意しました。
取説にも記載がありますね。
ただこの場合パワートラック側にそのままで取り付けることはできません。
加工は必須となります。
のでまずはゆるーくT台車側のみ取り付けました。
これはもう簡単です。
取説にあるようTNカプラーの胴受けパーツを外して取り付けるだけ。
付属の胴受けを嵌めたら完成。
これだけです。
工具は使いません。
今回初めて16番を触る方には鉄コレのN化でTNをポン付けするようにできるのは簡単でいいと思います。
問題は動力台車側。
これはTwitterで 「#tevolutionモニター」 のハッシュタグを調べると加工されている方がいると思うので参考にしてみてください。
次にパンタグラフです。
破損したので交換必須なのですが、
製品そのままでは折りたたむことができません。
またプラ成型色のままなので交換することによりまた違ったイメージに進化すると思います。
他にもIMONやカツミ、エンドウなど1/80でパーツを出しているところはあります。
値段が高いのでTOMIXを選びました💦
ただTOMIXのパンタグラフが品薄でこれ!と言ったものがなく今回は近似のものを買いました。
型番HO-P32のPS16Jです。
スプリング部分にカバーのあるタイプです。
取り付けですが、T-Evolutionは碍子部分4ヶ所で止めています。
14×16ミリと標準の寸法ですね。
そしてTOMIXは中心の爪で止めています。
この部分は下げた時に集電舟を固定するのにも使われますが、下の爪は切り取っても問題なさそうなので切除しました。
そして付属の碍子パーツで固定しますが、
屋根の穴が少し固いので1.0ミリのドリル刃で軽く穴を開けました。
あまりグリグリやると緩くなりすぎてしまうと思います。
その場合はGクリアで固定ですかね。
取り付け完了。これで折りたたむことが出来ました。
他に無線アンテナやホイッスルカバーのパーツもありますが、
鉄コレと違い裏側にガイドがありません。
位置がはっきり分からない状態で穴あけするにはリスクが大きいので今回はまだ付けていません。
そのうち分かったらやってみようと思います。
このあたり、取り付け位置はガイドを設けるなど改良して欲しいですね。
あとはライトなどはまた様子を見てやってみたいと思います。
そのあたりはまたTwitterにあげるかと思いますのでそちらもご覧になってください。
なかなかかっこいいですね。
TNにしたのですが高さも間隔もバッチリですね!
ユニトラックのR370も曲がれます(S字は無理です)
そして今はこんな感じでBluetoothスピーカーを搭載しようと目論んでます。
今回のモニターにあたり天賞堂側からハッシュタグを付けての投稿指定(ハッシュタグと言うものがわかる人のみ)があります。
#tevolutionモニター
#天賞堂
#tenshodo
の3つです。
自分以外にもたくさんの方がモニター参加しているので、興味のある方は是非ハッシュタグ検索してみてください!
そして16番未体験の人にも触ってみて貰いたいですね。
Nと比べたらその存在感にはびっくりしますよ。
それが値段も割引店なら1万円かからず揃います。
パンタやカプラー買っても少し超えるくらいかな?
今回のクモヤは1両でも遊べるし、適当な車両を牽引してもいいでしょう。
第2弾のクモル+クルも、第3弾の東急7200なども短編成なのでスペースもあまり大きく取りません。
何よりR370を曲がれるので畳1枚分くらいでも大丈夫です。
発売までもう少しなのですが待ち遠しいですね。
追加で買うか考えてます😅